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小学校生活の過ごし方

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『ぐんまの子どものためのルールブック50』の活用。
子どもたちに正しい生活習慣を身に付けさせるために

基本的な生活習慣を身に付けさせることがすべてにおいて効果的です

 未来を担うかけがえのない人材である子どもたちには、明るく健やかに小学校生活や子ども時代を過ごして欲しいものです。子どもたちに、伸び伸びと元気に育ってほしいというのは私たちすべての大人の願いですが、併せて、小学校で習得すべき学力はしっかりと身に付けさせなければなりません。さらに、いじめや不登校、子どもたちによる事件の発生など、問題行動も深刻な社会問題となっています。進んで学び、思いやりのある、元気でたくましい人間に育てるためには、子どもたちにどんなことを教えればよいのでしょうか。

 子どもたちが正しい学習態度を身に付けるのも、さまざまな問題行動を解決するためにも、基本的な生活習慣を身に付けさせることが効果的といいます。そのため、群馬県教育委員会では、『ぐんまの子どものためのルールブック50』を作成し、配布しています。この『ルールブック50』には、子どもたちにぜひ身に付けてほしい、当たり前だけれどとても大切な50のルールが掲載されています。ここに掲載されたルールは県民に広く募集し、応募のあったものの中から、教育・経済・報道・各種団体の関係者と「教育問題県民懇談会」の協力のもとに選定されたものです。

「できていること」と「できていないこと」とをこども自身に気づかせる大切さ

 この『ルールブック50』は平成17年に作成され、以後3年間にわたって活用されています。その活用実績から、県内の教育関係者の間でも『ルールブック50』は、規範意識を育むことに役立っているという声を多く聞きます。『ルールブック50』の活用が、規範意識を育むことに役立つだけではなく、子どもたちの勉強や生活にもよい影響を与えるということが、県教委のアンケートなどからも明らかになっているのです。

 例えば、教員が子どもたちと一緒に50のルールを確認していくことで、「できていること」と「できていないこと」を、子どもたち自身に気づかせるような指導が考えられます。また、重点的に取り組む内容を子どもたちと話し合って決めることも効果的ではないでしょうか。自分たちで話し合って決めたことは、その大切さの理解が深まり、守ろうとする気持ちが高くなるようです。さて、この『ルールブック50』の内容はどんなものなのでしょうか。ここで一例を紹介しましょう。

1・早寝早起きをしよう

 夜早く寝て、朝早起きをすることは、生活のリズムを整え、健康に過ごすために大切なことです。
 「寝る子は育つ」という言葉があるように、みんなの体は寝ている間に背が伸びています。早く寝れば、それだけ体がすくすく育ちます。

 また、「早起きは三文の徳」という言葉があるように、早く起きれば朝食もゆっくり食べられますし、学校にも時間に余裕をもって行けます。

 以上が第一番目のルールですが、そのほかに、「朝食をしっかりとろう」、「感謝して『いただきます』『ごちそうさま』を言おう」といったような計50ルールが掲載されています。どのルールにも、分かりやすい説明と、可愛らしいイラストが付いていて、小学生にも親しみやすいように工夫されています。

 県教委では、『ルールブック50』に基づいて、学校はもとより家庭・地域社会においても、まわりの大人が繰り返し指導し、子どもたちが進んでルールを身に付けていけるようにすることが大切としています。県内の学校現場や家庭が連携して活用されてきた『ルールブック50』。その教育効果の手応えが明らかになっていることから、私たちの家庭においても、ぜひ活用していきたいものです。

『ぐんまの子どものためのルールブック50』の活用例

家庭での活用を図るために

例1/『ルールブック50』を親子で一緒に読んで、ルールを守ることの大切さについて話し合ってみましょう。

例2/一週間の内で優先して守るルールを決め、親子で一緒に取り組みましょう。

例3/家族の団らんの場でルールをチェックし、特に守れなかったルールの理由を話し合い、次の週で優先して守る課題としましょう

例4/『ルールブック50』にないルールも含めて、「わが家のルール」を各家庭で作ってみましょう。

例5/家で、今週守れたルールを、親子で一緒にチェックしてみましょう。チェックシートは、県教育委員会ホームページに掲載されています。
http://www.pref.gunma.jp
(群馬県)→教育委員会

内容の例

1番目から10番目のルール

1.早寝早起きをしよう

2.朝食をしっかりとろう

3.感謝して「いただきます」「ごちそうさま」を言おう

4.口の中に食べ物を入れたまま話をしない

5.食べ物を粗末にしない

6.服装をきちんとしよう

7.靴を脱いだらそろえよう

8.遊びに行くときは、行先と何時に帰るかを伝えよう

9.暗くなる前に家へ帰ろう

10.家の手伝いを進んでしよう

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■『ぐんまの子どものためのルールブック50』
■1部50円(税込、郵送料別)
■販売場所:県民センター(群馬県庁2F)および各県民局行政事務所
■郵送で購入を希望の方は、県民センターまで問い合わせを
tel:027-226-2264