#

学校法人 昌賢学園 群馬医療福祉大学グループ

人と人とのかかわり、心の往復交流が育む福祉の心

 昌賢学園の歴史は、宝徳元年(1449年)足利義政が将軍に就任した時代にまで遡ることが出来る。グループの名にも残る長尾昌賢が漢学学問所として開設したのが始まりとされるが、以後500年を超える長い歴史を数える中、醇風美俗を培う日本固有の文化に大陸より伝来した文化を融合させた人間学を柱とし、『己に克って礼を復む』とする「仁」が、学問所時代より脈々と受け継がれてきた建学精神であり、且つ建学理念は「世の中の役に立つ人を育てる」、そして「心豊かな立派な人を育てる」ことと定めている。

 この伝統と歴史に培われた精神を礎に、学校法人昌賢学園グループは、学校教育の視点に立って、福祉・医療従事者として技術を磨くことや、「人格こそが福祉・医療の要」として、理論と実践の融合が大切であり、実習を通して自己を向上させていくことが肝要であると捉えている。そこにおのずと『福祉・医療のこころ』が芽生え、成長するのであり、そのこころを実践するものとして何を試すべきか、また、何を実行するかを即座に考え対応する資質が、福祉・医療従事者には求められるのである。それは言い換えれば、福祉や医療の仕事を発展させ、社会に貢献し、影響力を持たせ、満足と誇りを持てるような資質の高い福祉・医療従事者の人材育成の為に日々切磋琢磨し尽力するのが、われわれ教育者の使命でもあるということに他ならない。

 まず、「一人ひとりの内に秘めた資質をどう芽生えさせるか」ということが、福祉・医療従事者の養成に携わる者の大きな役割であり課題でもある。福祉・医療サービスとは、生きとし生ける者の幸福を実感させるサービスと言い換えることが出来る。この精神は、長い年月をかけて地域の人々の暮らしの中で培われてきたもので、孟子の説いた「惻穏のこころ(かわいそうだと思う心=忍びざるの心)」そして「辞譲のこころ(自らが一歩退いて人に譲ろうとする心)」を各人に備えてこそ、福祉・医療の質は高められる。人間は、ゆりかごから墓場まで、様々な養育に頼らなければならない生き物であり、誕生して成人に至るまでの長い期間を、親は「慈愛のこころ」を、子は「敬愛のこころ」を往復交流して互いに精進し、人間として成長するのである。親子関係の交流が一方的になった時、親は子を愛護しなくなり、子は親を捨てることにもなり、家庭は破滅してしまう。心が往復交流してこそ初めて倫理精進が成立する。それは、福祉や医療も全く同じことで、お互いに一方通行ではどうしようもない。機械的に業務を行うのではなく、サービス提供者と利用者との往復交流が整理して初めて、「養育」「愛情」という人間から引き出された「人間愛情学」が生まれ、寛容と思いやりで、人と人とが律することの出来る恭順な規範となるのであろう。また、それは、我々教育者と生徒との関係にもあてはめることが出来る。

 わたくしども昌賢学園群馬医療福祉大学では平成24年4月より、新たにリハビリテーション学部リハビリテーション学科(理学療法専攻/作業療法専攻)を新設。前身である附属リハビリ専門学校の教育方針・指導内容を受け継ぎ、「国家資格合格保証システム」「完全就職システム」など、学生一人ひとりをきめ細かくサポート。同学園が設置している社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士・看護師の各養成課程の学生と理学療法士・作業療法士養成課程の学生との交流により、チーム医療・チームケアの実践教育を行っていく所存である。体機能の回復・維持のサポートをはじめ、福祉・医療の現場で求められている、多種多様な問題への対処を担う理学療法、身体機能の維持や回復を図る力や視点を養うと共に、人が生き生きと暮らしていく為の支援を支える作業療法の分野を新たに組み込むことで、より現代社会のニーズに沿った教育の場を提供できる事となった。

 以上のように昌賢学園の教育と研究は、幼児から高齢者まで、すべての世代の人々の健康と福祉、そして医療にかかわる、その社会的責務は極めて重大である。今後も学園全体が切磋琢磨し、さらに研鑽と改革を進めることで、優れた人材の育成・輩出を促していきたい。

顔写真

鈴木 利定

500年以上の歴史の中で培われた人間力、奉仕の心を福祉と医療の現場で生かせる人材を育てる学園

「宝徳元年にまで遡ることができる同校。その伝統の建学精神「仁」、伝承の教育理念「知行合一」、五つの教育目標である五倫五常の教え「仁・義・礼・智・信」と「親・義・別・序・信」を念頭に、高いレベルの教育を実現。これからの時代を担う福祉・医療従事者を育成します。

学校法人 昌賢学園
群馬医療福祉大学

群馬医療福祉大学外観

福祉・医療の現場で力を発揮し、世の中の役に立ち、必要とされる人材を育てるため、福祉・医療分野に特化した大学。「仁・義・礼・智・信」の精神を基礎に豊かな人間性を育て、各コースとも幅広い知識を学び、豊富な実習で実践力を学びながら資格を豊富に取得できる充実したカリキュラムが組まれている。
http://www.shoken-gakuen.ac.jp/university/

学校法人 昌賢学園
群馬医療福祉大学短期大学部

群馬医療福祉大学短期大学部外観

医療福祉コース(高齢福祉フィールド、医療福祉フィールド、公務員フィールド)・福祉総合コース の分野から成る短期大学部は、短期大学部は、今社会が求める思いやりの心に内包された専門スキルを身に付けるとともに、生活教養の授業を豊富に取り入れている。福祉をより深く学問として学びたい人に、大学編入への道も開かれている。
http://www.shoken-gakuen.ac.jp/junior/

学校法人 昌賢学園
群馬医療福祉大学 大学院

群馬医療福祉大学 大学院外観

社会福祉の目的達成のための計画及び計画運営・管理を学び、複雑化してきている社会福祉問題、学識化してきている社会福祉研究に対応して、社会福祉学の理論化と社会福祉実践に必要な技術の修得に関する研究と教育を進める。そして、「社会福祉実践での指導的役割を担える人材の養成」を目的としている。
http://www.shoken-gakuen.ac.jp/graduate/

学校法人 昌賢学園
群馬医療福祉大学附属 鈴蘭幼稚園

鈴蘭幼稚園外観

正しく物事を選び、工夫し、協力しながら最後まで楽しく行うことを教育理念とし、人格形成を最も大切に考え、自ら判断し行動できる自立心を育む。モンテッソーリ・メソッドを教育の柱とし、人としての基礎を身に付け、人への思いやり、心づかいの大切さを感じ取り、豊かな感性を持つ子供を育てる。
http://www.shoken-gakuen.ac.jp/kindergarten/

学校法人 昌賢学園
群馬社会福祉専門学校

群馬社会福祉専門学校外観

県内初の社会福祉養成校。福祉の仕事に就きたい、人の役に立ちたい、社会に貢献したいという希望を抱いている学生をサポートし、充実したカリキュラムで専門的な知識と実践力を身に付けることができる。福祉保育学科・介護福祉専攻科・社会福祉士通信課程から成り、現場で即役立つための実習やボランティア活動を豊富に取り入れ、少人数制で徹底指導を行う。
http://www.shoken-gakuen.ac.jp/college/

学校法人 昌賢学園
群馬医療福祉大学(社会福祉学部)

群馬医療福祉大学(社会福祉学部)外観

学校法人 昌賢学園
群馬医療福祉大学(看護学部)

群馬医療福祉大学(看護学部)外観

学校法人 昌賢学園
群馬医療福祉大学(リハビリテーション学部)

群馬医療福祉大学(リハビリテーション学部)外観