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親子で身体を使ってみよう!
『お手てで話す・体操する』

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まだ話すことができない赤ちゃんとお手てで話すファーストサイン。
そして、赤ちゃんの運動発達と新陳代謝を活発にする体操を親子で楽しみながら取り入れてみましょう

ファーストサインは立派な言語

「sign」は身振り・合図・記号などさまざまな意味を持ちますが、どれも『目で見る』という共通点があります。お互いの手を見て意志を伝え合うファーストサインは、視覚を利用した『視覚言語』といわれる立派な言語です。そしてお互い「見る」ことから始まります。コミュニケーションの基礎となる『アイコンタクト』を必要とするため、無意識のうちにコミュニケーション力を育むことができます。他にも、親子間の意思疎通がスムーズになるのでお互い〈伝わらない!〉というストレスを緩和します。また、集中力や注意力を身につけるので『聞く力』を伸ばすことができます。ファーストサインを使うことによって、『言葉の概念を理解する』ので、スムーズに言語によるコミュケーションに移行していきます。例えば私たちが外国語を習得する場合、「dog」という『音』を聞いて「犬」と容易に理解できるのは、すでに頭の中に「犬」という概念が確立しているからです。ファーストサインによって「犬」という概念を理解できている赤ちゃんも同じことが言えます。サインでコミュニケーションをとっている赤ちゃんは、言葉を話すのが遅くなるのでは?と懸念する人もいますが、まったく逆の結果が期待できるのです。

 さて、そんなファーストサインの上手な伝え方ですが、まずは名前を呼んだり、音のでるおもちゃを使って赤ちゃんの目線を捉えてから行いましょう。手の動きは早いと認識するのが難しいので大きくゆっくりと動かしましょう。そして、表情は豊かに。赤ちゃんは怒った顔より無表情をなにより嫌います。それはなにを考えているのかわからないからです。笑顔でサインを見せたり、「痛い」というサインは泣き顔を、「ダメ」は怒った顔で行いましょう。そして、一番大切なのは、赤ちゃんのやる気をそこねないことです。少しでもサインができたら、たくさん褒めてあげましょう!

赤ちゃん体操

体操を行う目的は、運動能力を促進させる。筋肉をリラックスさせる。新陳代謝を活発にさせるなどがあります。その他にも次のような事が言えます。赤ちゃんにとってママは特別な存在ですよね。そのため、パパは育児に対してどことなく疎外感を感じてしまうことが多いようです。私の経験からも言えるのですが、パパが赤ちゃんを抱っこするといやがって泣いてしまい、がっかりしている姿を見ることがしばしばありました。赤ちゃんと体操をするというコミュニケーションでパパもわが子と触れ合う機会を作るという目的もあるのです。『たくさんの刺激で脳を活性化』—運動をするということは、脳にも影響があります。大脳には、考える・感じる・意志を決断する等の“知的”な部分を司る大脳皮質があり、そこには体性感覚野というものがあります。ここには手や足、顔などに関係する神経細胞が分布されています。したがって身体を動かすことで、『脳を刺激する効果も非常に高くなる』といえるのです。まずは難しいことは考えず、赤ちゃんとのコミュニケーションを大いに楽しみながら行っていきましょう!

パパ・ママとベビーのファーストサイン

2〜7ヶ月
ママ
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パーにした手の親指を数回あごにあてる

パパ
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パーにした手の親指を数回おでこに当てる

だいすき
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人さし指でほっぺをプニプニ

8〜12ヶ月
おっぱい
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顔の横でグーパーをくり返す

もっと
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指先を数回合わせる

いたい
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人さし指を数回合わせる

赤ちゃん体操

パパもママも楽しみながら、元気な赤ちゃんを育てましょう!

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パパやママのふとももの上に赤ちゃんを乗せて赤ちゃんに屈伸運動をうながします

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【ひこうきごっこ】
赤ちゃんが怖がるようでしたら、パパやママは足を高く上げないよう注意しましょう

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ハイハイや、自力で腕を前に持ってこられる赤ちゃんは写真のようにそらせてみましょう

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【キック運動】
赤ちゃんの両足を両手で持って、それぞれの足を自転車をこぐように動かします

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【ツイスト】
足を持って、腰から下を軽くツイストします。左右交互にゆっくりと行いましょう

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赤ちゃんの両足を合わせます。赤ちゃんの動きに逆らわず、股関節脱臼に気をつけて行いましょう